シニアネットフォーラム21 in 四国
* *概要*プログラム*基調講演・特別講演・パネルディスカッション*ワークショップ・ケーススタディなど
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開催概要
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ワークショップ1
 コミュニティ・ビジネスは市民が主役となり、ビジネス的に社会の課題を解決し、その収益を社会に還元するものである。生涯現役でありたいとするシニアは多い中、シニアの自己実現の場となるとともに、雇用創出、産業振興につながり、シニアネットの取り組む意義は大きい。シニアSOHOサロン・三鷹は事業型シニアネットとしてつとに有名であるが、そうした実績を踏まえ、いかに取り組むべきか豊富な事例を通して、具体的な道筋を探っていく。

ワークショップ2
 シニアネットは、その本業とも言える「IT講習」をベースに地域社会の情報化、とりわけシニアや小中学生等の情報化を促進し、社会に活力をもたらしている。自治体との協働も進み、社会での評価も高まってきている。

 NPO法人 シニアネットひろしまは、広島市と協働して市民向けのIT講習を行ってきているが、ここ2、3年で実に延べ1万5千人を超える市民(概ねシニア層)にITを教え、市民から好評を博している。こうした全国でも抜きん出た実績を背景に、自治体との協働のあり方、IT講習のあり方等について、具体的な活用事例をもとに議論を重ね、今後の活動の手引きとしたい。

ワークショップ3
 社会との関係が希薄になりがちなシニアにとって、シニアネットは社会との交流の架け橋となっている。また、シニアネット同士の交流は、お互いの活動のレベルアップにつながるだけでなく、地域社会へ新しい刺激をもたらしている。シニアネットだから出来るコミュニティ活動は社会に活力をみたらす重要な活動になってきた。

 シニアネット「NPO法人 沖縄ハイサイネット」は地域との交流は勿論、シニアネット同士の国内外の交流を盛んに行っている。特に韓国や米国ハワイのシニアネットとの交流を行うなど、国際親善にも寄与している。こうした活動事例を通じて、その重要性を皆で確認し、交流促進に向けた具体的な方策を議論する。

ワークショップ4
 シニアネットの活動において、企業との協働も重要である。シニアネットはシニアとITを結びつける、このうえない導き手であり、シニアが豊かな「ITライフ」を送れるよう、日常生活の中にITをいかに役立てていくか、会員同士楽しみながら研鑽を積んでいる。企業も社会貢献活動を展開している中、こうしたシニアネットをパートナーとして協働する動きが出てきている。

 シニアネット「いちえ会」は、いくつかの企業と協働して老人ホーム等でのIT講習を行ったり、ソフトの分かり易いマニュアル作りを行ったり、成果を上げてきている。具体的な活用事例をもとに、企業との協働のあり方について議論を深めていく。

ワークショップ5
 各地には、それぞれ特有の文化、歴史、自然があり、人々が長年に亘って育んできた。こうした地域の遺産をITを駆使して更に魅力あるものにし、これを国内外に発信、皆が享受するなか、次世代に伝えていくことは極めて重要なことである。歴史文化観光都市鎌倉に拠点を置くシニアネット「ICP」は自らの責務として、豊かな知見や得意のITを生かして、地域ならではの魅力を高め、地域振興に貢献している。シニアネットの主要な活動の一つとして、皆で議論を深め、今後の活動の糧としたい。

ケーススタディ
 シニアネットの普及拡大とその活性化を図るため、四国内の2つのシニアネットより、設立の趣旨や活動事例を通してその課題や成果等、活動状況をご紹介して頂く中で、シニアネットの設立やその活動を活性化させるために必要と思われる諸条件や取り組み方について提言をしていただき、シニアネットの普及を呼びかけていく。

シニアネット交流広場
 各地で活発に活動しているシニアネットの活動を展示する。展示を通じて情報を交換し、相互に交流を図ることで、今後のシニアネットの活動の糧として頂ければと思う。

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