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松山大学 『NPO論1』の特別講義 受講者の声

2011/05/31 12:49  カテゴリ:福祉啓発事業

平成23年5月24日(火)松山大学橋本卓爾先生の『NPO論1』で特別講義をさせていただきました。

今回の東日本大震災の被災者支援の取り組みについて、アクティブボランティア21の実践を紹介して欲しいとのことで、テレビのニュースDVDや、ラジオ福島のインタビューCDや、記録写真などをパワーポイントにして、75分お話しをさせていただきました。
生活者共同体づくりを目指して、NPOだから出来る支援の様子を紹介し、授業後、学生にも、4項目について感想文を書いていただきました。
また、アシスタントとして同行したサポセンの明賀さんには、就職先としてNPO法人を選択したきっかけや大学時代の活動について5分程度話しをしていただきました。愛媛大学入学当時、公務員か企業への就職しか考えていなかった明賀さんが、自己実現のためにNPOで働きたいと思うようになったことが紹介されました。

寄せられた感想文からは、私たちNPOに対する活動内容の幅の広さと支援の質の高さに対する驚きと、被災者目線に添った支援のすごさに感動している内容が多く、NPO活動をしている者にとっても、大変うれしい若者の気持ちの変化を感じとることができ学びの大きい時間となりました。
感想の一部を紹介します。素直な感動が伝わることと思います。 (理事長 野本)

《アクティブの行っている活動で印象に残ったこと》

・住居の提供だけでなく、家財道具や、障害者の支援・心のケアや就職支援など細かいところまで行き届いた支援の内容

・被災者受け入れのため無料で提供している部屋が、想像以上にきれいで、清潔にしてある部屋で驚き

・多額の義援金とスピーティな受け入れ準備と被災者の立場に立った支援の質の高さ

・大きな自然災害の際に被災後、人々が少しでも早く充実した生活ができるよう「災害支援ネットワーク」を組織化していること

・生活必需品が短時間で集められる組織を作っていることと、最低限の援助だけでなく、女性のためとか高齢者のためとかニーズに合わせた配慮があること

・ティッシュや石けんなど予備の物の準備や、自転車の手配までできていること

・震災が起きて週明けすぐに、義援金や空き部屋の提供をするといったように迅速かつ適切に行動していることに驚きと感動

・十分過ぎるほどの生活必要品の準備と、震災で不安になっている人を少しでも和らげようとする工夫のものすごさ

《行政ではできないNPOの強みについて、アクティブの活動を通して感じたこと》

・NPOだからできることは、人に密着して行動できるということだと思った。
行政では、一人一人の話を聴いて要望に応えるのは非常に困難、それができるのがNPOの強みだと思った。
ボランティアでここまで活動できることに感動した。人と人が助け合うことの大切さを改めて感じた。

・異業種集団という幅広いネットワークを利用し、独自の判断で迅速な対応ができるという点、日頃から地域と密接な関係を築いていることで、NPO団体としてだけでなく、地域からの支援も多く受けられるという点が強みだと感じた。

・行政主体では、こんなに早く被災者たちに支援は出来ないと思う。
住居の提供の上に家財道具や食料品まで準備できるのは、日々の活動の成果なんだと思った。すばらしい。

・被災当時から間もない時期、政府では山積みになった問題に対応が遅れ、電力の供給不足も要因となって行政の力がまとまらず、伝わらずの状態のときに、NPOが国民の立場から被災者が何をしてほしいのかを考えて行動できたことが強みと感じる。

・被災地で活動しているだけかと思っていたが、行政では時間のかかるようなことや出来ないことを迅速にできることがすごい。
また、生活必需品の集め方でもメールで呼びかけて集まる組織をつくっているのはすばらしい。

・NPOは、一人一人のために出来ることは何かを細かく考えて支援をしており、自分が被災者の立場で考えると、NPOの救いは助かる。
さらに、できることをどんどん広げて活動しようとしており、被災者の願いを叶えてくれる大きな支えになり、生きる希望になると感じた。

・行政では、私たちによく分からない制約や制限があり、スムーズに支援ができないことがあるようだが、NPOでは、行政のしがらみがほとんどないので、これだけのことができるだろうなと思う。

・政府や行政は、原発の対策や財源の確保、国際社会の信頼を取り戻すことに必死で、被災者支援に全く手をつけていないのが現状である。
被災者一人一人をもっと救っていかねばならないと思う。

《今後も息の長い活動を展開したい、アクティブの期待したいことは?》

・被災者の生活が落ち着いても、心の傷は深く、元気になっていけるよう支援を期待したい。

・被災地にはまだまだ困っている人がいると思うので、こういう支援を広げてほしい。

・政府はこの大惨事に対応のやり方がわからず対応が後でにまわっている。NPOは、政府の支配下にあるわけではないので、政府とは別に行動し、被災者を助けるNPOのような組織が今後さらに求められるだろう。

・時が経つとどうしても人の意識はそれる。それを防ぐために、何度も支援を繰り返して続けてほしい。

・今後は、その場その場の状況や復興の様子を的確に把握しながら、新しい支援をしていく必要を感じた。
長い時間をかけて心のケアができるよう気配りをし、人の安心できる環境を是非作ってほしい。

・愛媛にこんなすごいNPO団体があることをこの講義で初めて知った。
松山市民や愛媛県民の人に、この活動をもっとPRしていくことができればいいと思うし、もっと広まってほしい。

・これから夏にかけ、被災地では様々な衛生・環境問題が発生すると思う。
EMの大量投入による災害復興支援など、環境浄化が大きな役割を果たすのではないかと思う。今後も、引き続き、細やかな支援をがんばってほしい。

《私たちの活動を知り、NPO活動に対する意識の変化があったか》

・NPOは知名度も低く、細かなところまで支援していることを知らなかった。
行政にできないいろいろな支援ができていることを知り、同じ県民として大きな感動を覚えた。うまく、被災者の要求に応えていると思う。

・正直言うと、ここまで直接的に支援しているとは思ってもいなかった。地震後、すぐに活動を開始する行動力にも驚いた。
このようなサービスができる会社やグループは、今後も必要とされると思う。是非、このままがんばっていただきたい。

・政府は問題が発生してから行動を起こすまでに長い時間がかかるが、NPOは、行動を起こすのがとても早いので、必要な存在だと思った。
また、アクティブボランティアが、他のNPOにはできないことを一つ一つやっているのはすごい。
これまで、NPOがどのような活動をしているか知らなかったので、NPOに対する考え方も大きく変わった。

・これまでの印象では、行政ができなかったことをNPOがサポートしていると思っていたが、NPOが活動して行政を動かしているということを感じた。このような活動は、必要だと改めて感じた。

・ニュースなどで、NPOが活動に参加したと聞いても、詳しいことが伝わらないので、いい活動をしているのか、評価されているのかも分からなかったので、チマチマとして行政の邪魔になるようなことをしているのではないか、悪く言えば空回りしているのではないかと思っていたが、とても人のためになり、頼りがいのある組織だなあと考えを新たにした。

・正直NPO活動についてはほとんど知らず、何してるんだろうと思っていた。
しかし、今日の講義を聴いて、活動の幅広さや迅速さにびっくりした。一番おどろいたのは、被災者受け入れ準備の徹底ぶりで、そこまでするかーと思うくらいすばらしいと感じた。まさに、行政ではできないことをしている。
被災した人のことを考え、笑顔までとりもどせるすばらしい機関だ。

・今まで、NPOの活動は、全体的な大まかな活動をしていると思っていたが、個人個人のために、本当に支えになる活動をしていると分かりとても感謝している。
NPOは、被災者の心のケアを長期間支えていただける本当にすばらしい救いの神の存在だと強く思った。
もし愛媛に大地震が起こって、自分のすんでいる家や持ち物を全て失ってしまっても、NPOのお陰で絶望的にもならず、希望が見えると思う。
とても、安心した。NPOは、私たちにとって欠かせない存在だ。

・心から支援を行っていることが伝わり、それを実行しているのですばらしい。また、人は本当に支え合って生きていることが分かった。
多くの被災者が何もかも失い、日々悲しみにくれる中、その人々が何を求めているのか真剣に話し合い、支援している姿に感動した。
自分も、ボランティア活動など、できることがあればやってみたい。

・NPOは、地域の活動しかしないイメージがあったが、今回のように、県外の人のことでも積極的に行動し、迅速に対応していたことを知り、幅広く活動しているすばらしい仕事だと思った。

・自分の知らないところでこんなにもたくさんの人のために活動されているのを知って、自分は、まだまだちっぽけな世界しか見えてないなあと思った。
人のために、人の喜びのために何かをするっていいなあと思った。

・今日の話からNPOは、こんなに行動力があって、経済力もあって、思いやりのある団体だと驚いた。
自分も何かできることをしたい。

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